【幽幻の蝶】 in 白玉楼

幽々子さまスキーな亡霊が感じたり考えたりしたことを気ままに書き連ねていく場所。 文章専門同人サークル【幽幻の蝶】の活動報告所としての役割は、2014年開催のコミックマーケット86をもって終了いたしました。

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冬コミの頒布情報、確定しました。


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コミックマーケット81・2日目 <2011・12・30> 
【幽幻の蝶】(ゆうげんのちょう)

配置スペース:東6ホール ソ‐56b
 
〖頒布物〗
新刊『胡蝶秋波』        ¥400
    (幽々子中心/全年齢向・小説本)
・幽雅な亡霊が古代の亡霊に出会い、興味を抱いたら……?
『東方神霊廟』後日談っぽい、ふんわり物語。
※表紙・挿絵を【Floresta Prateada】の筅 氷雨さんにお願いしました。

 他に既刊(『胡蝶華興』¥400/『胡蝶南風』(※残部少)¥400/『胡蝶渦翔』¥400)も持ち込みます。
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【追記】
 本文サンプル追加しました。

【てきとーに。】さん、いつも捕捉ありがとうございます!
 いざ会いに行く段になって、二人は重大な事実に気がついた。
「ねえ、その亡霊さんには、どこに行けば会えるのかしら」
「……失念していました」
先方が幻想郷に居を構えたということは二人とも天狗の新聞で目にしていた。だが彼らにはいったい、どうやって会えばいいのか? 幻想郷を流れる雲の上にある冥界の住人たちには興味も縁も薄い情報だった。

「太子様の復活を祝福しに神霊廟まで来てくださった高名な仙人様ではありませんか。お久しゅうございます。それにしても我に会いに、こうして足を運んでくださるとは。あのとき互角に渡り合った我の実力はやはりただものではない、と。そういうことですな!」
「いえ。違います」

「実は私も亡霊なの。こうして幻想郷で巡り会えたのも何かの縁。同じ亡霊のよしみもあるし、一度お話ししたいと思ったの」
無邪気な笑顔が咲く。呆気あっけに取られた妖夢と布都の口は小さく開いていた。同じように固まっていた屠自古の表情はしばらく後に何かを感じ取ったのか、柔らかさを帯びた表情に変わっていった。

「屠自古。何を話しておったのだ?」
「『仙人様』と秘密のお話を少々」
「まことか! 秘密であれば仕方ないな。邪魔をしてすまなかった」
素直に離れていった布都を見送っていた。視線に気づいた知恵者は笑顔の口の端だけをわずかにつり上げて見せた。真正面からのお願いはまったく意味を成さないことを妖夢は瞬時に理解した。

「ああ、そうだ。もう一つ付け加えておかないといけないわね。あなたはこのことを主に打ち明けてもいいし、打ち明けなくてもいいのよ」
 屠自古の表情に変化が生まれるかどうかも確かめずに、幽々子はきびすを返した。意識しなければ地に足がつかない身体は音もなく前方へと進んでいく。
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テーマ:同人活動 - ジャンル:サブカル

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