【幽幻の蝶】 in 白玉楼

幽々子さまスキーな亡霊が感じたり考えたりしたことを気ままに書き連ねていく場所。 文章専門同人サークル【幽幻の蝶】の活動報告所としての役割は、2014年開催のコミックマーケット86をもって終了いたしました。

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夏コミの頒布情報、正式発表です。

ここだけのお話。この表紙に、とある加工がされますよ!
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コミックマーケット80・2日目<2011・8・13> 
【幽幻の蝶】(ゆうげんのちょう)

配置スペース:東5ホール ヒ‐40a
 
〖頒布物〗
新刊『胡蝶華興』        ¥400
    (幽々子中心/全年齢向・小説本)
・人間のように生きる亡霊が、人間の魔法使いに興味を持ったら……?
※表紙・挿絵を【Floresta Prateada】の筅 氷雨さんにお願いしました。
 またゲストに【ナナシノ十字星団】の七篠 創太さんをお招きしています。

 他に既刊(『胡蝶南風』¥400/『胡蝶渦翔』¥300 など)も持ち込みます。
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《補筆》
【てきとーに。】さん、いつも捕捉ありがとうございます!

 毎回恒例のサンプルは【続きを読む】以降に置いておきます。

 またホワイトキャンバス様にて予約も始まっています。当日会場に行けない……という方はそちらもご利用ください。


 天候が不安定な毎日が続きますが、コミケ当日は好天に恵まれることを祈りましょう!
「だから私は泥棒じゃない。それもこれも天狗のせいだ。あいつの……ああ、天狗で思い出した。なあ幽々子。お前さん、最近、けっこうな頻度でこっちに下りて来てるらしいじゃないか」
 帽子を指で軽く押し込んだ魔理沙が改めて幽々子を見た。顔色は変わらず、扇の向こう側に隠された口からの反論も現れず。背に差した刀へじわじわと手を伸ばしながら、視界の下からは唇を歪めにらみつける妖夢を意図的に無視し、魔理沙は言葉を続ける。
「宴会のない日に湖の近くで見かけたとか、命蓮寺に何日か厄介になっただとか、いろいろ書かれてるぜ」
「そう。それがどうかしたの」
「お前さんは冥界の主だろう。そんなに冥界をほったらかしにして大丈夫なのか?」
「その言葉、そっくりそのままお返しいたしますわ。『霧雤魔法店』の店主、霧雤 魔理沙さん」
「!」
 攻勢を鏡写しに返された魔理沙の瞳が見開かれた。刀に手をかけていた妖夢も振り返って幽々子の顔を振り仰いだ。唇を隠していた扇は肩に添えられ、髪の合間から姿を見せた瞳は奇襲に揺らいだ一点を見据えていた。
「賭博の丁半予想から異変解決まで、仕事は幅広く手がけている何でも屋――『霧雤魔法店』。以前目を通した文献にはそう説明されていたようだけれども、間違いはないわよね」
投げかけられた問いかけへの返答はない。
「お店があるのは普通の人間にとっては迷いやすく、危険な生物や植物が集まる魔法の森。その上、店主は留守がち。そう書かれていたとも記憶しているのだけれども。どうかしら」
肯定、否定、反論、訂正。いずれも現れなかった。
普段は幽々子の心根を映すように丸を描く瞳が、今は冷たく研ぎ澄まされ、相対する標的にぴたりと狙いを定めていた。
「ああ。今こうしてお話をしている間にも、問題を抱えた誮かがあなたを頼りにしようと森に足を踏み入れているのかもしれない。太陽の光もほとんど届かない暗くてじめじめした森の中にあると記された、腕が立つと評判の何でも屋を目指して」
「……そういうお前はどうなんだ? お前がいないのをいいことに、冥界で好き勝手やってる幽霊がいるかもしれないじゃないか」
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テーマ:同人活動 - ジャンル:サブカル

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